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透明怪獣(4)

Neronga(10)

 空中から伸びるレーザーが次々とネロンガの身体に突き刺さり、怪獣の背中から火花と煙を盛大に噴き上げた。だが深刻なダメージは与えられていない。怪獣の雄叫びには苦痛ではなく、怒りと苛立ちが感じられた。
「今のうちに……!」
 エリアスは体内に残された最後のネルギーを両腕に集中した。

Neronga(11)

 交差したウルトラレディの両腕から、巨大な光の柱が迸った。戦闘機のレーザーとは比較にならない光と熱が怪獣の頭部をなぎ払い、真っ直ぐに空へと伸びてゆく。

Neronga(12)

 怪獣の巨体が鈍い音を立てて前のめりに倒れこんだ。焼け焦げた首の断面から、汚れた煙が濛々とふき上がっている。
「勝った……のか」
 彼は何かの視線を感じ、風防の外に顔を巡らせた。いつの間にか、銀色の巨人が立ち上がり空中を旋回する戦闘機をじっと見上げている。その視線に、何か感謝の念に似た温かいをものを彼は感じた。パイロットは表情を緩めると、巨人に向かって見えないであろう手を一振りして、機首を旋回させた。
ウルトラマンといえばスペシウム光線なのですが(たぶん)、エリアスにスペシウム光線のポーズを取ろうとすると少々まずいことになってしまいます。

何が問題かというと、垂直に立てた右肘の部分がですね、胸にめり込んでしまうのです。
そこで右腕を横にずらしてしまうと左腕を交差させることが出来ません。上にずらすと向きがおかしくなるのに加え、脇が開いてしまい間の抜けたポーズになります(今回の2枚目)。胸のないウルトラマンのポーズをそのまま適用することに無理があるのかもしれません。

対応策1:光線技のポーズを変更する……いやだなぁ。やっぱり、ウルトラマンといえばスペシウム光線ですし。
対応策2:胸のサイズを小さくする……それもいやだなぁ、別の意味で。

どうでも良いことのようで、極めて深刻な問題に悩んでいたりします……(ヽ'ω`)

10月1日午後追記

未熟な私の愚痴に、コメント欄を通じて貴重なご助言や情報をいただきました。

皆様から頂戴した情報やご助言を参考にさせて頂き、あれこれ操作を繰り返した所、問題の主たる点は腕のめり込みよりも腕の角度にあるのではないかという結論にたどり着きました。

エリアスの腕には模様が付いているため、腕の角度によっては模様が著しく変形し、この「模様の異常な変形」の為に不自然に見えてしまうのではないか、という推理です。この為にめり込みが非常に目立ってしまうのではないかと思われます。

腕の角度を変えた上でモーフで乳房を内側に寄せ、更に姿勢をやや前傾にすることでこの問題が解決できたように思えます。腕の回転角度などの数値を見ると、かなり不自然な数値なのですが、見た目はむしろ自然に見えるというこの不思議……。

それでもなんとかスペシウム光線を実現できそうです。ご協力を頂き、本当にありがとうございました。
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No title

敗北寸前まで追い詰められてからの反撃で怪獣をしとめるって、ウルトラマンの魅力ですね。最後の立ち姿で、身体が砂ぼこりで汚れているのもツボです。
そういえば、昭和のウルトラシリーズだと、とどめに首を落とされる怪獣がけっこういたような。個人的には、エレキングの最期(首が落ちる→血?がドクドクあふれる→爆発)がけっこう好きだったりします。

スペシウム光線のポーズをつけるのが意外に難しいんですね。
ちょっと画像を探してみたら、初代ウルトラマンは強い前傾姿勢で発している時があります。帰ってきたウルトラマンでは、右腕の肘が微妙に外向きになっていることがあるようです。
セブンのワイドショットとか、帰ってきたウルトラマンのシネラマショットみたいに腕をL字形に組ませるポーズもありかもしれませんが、やはりスペシウム光線が一番かっこいいですよね。
ウルトラレディの胸のサイズはできれば今のままで。格闘で胸がゆれているところは想像するだけでも興奮するので。

ウルトラレディエリアスの次の戦いに期待してます。

No title

八つ裂き光輪という手もありますよ!

個人的にはレオキックをはじめとした肉弾技が好きですが、
どうしても静止画かつ怪獣に決める迫力ある構図などはなかなかありません。
その点、スペシウム光線は絵になりますね!やはりポージングがあってこその物ですよね。

マザー破壊光線等、他の女性ウルトラマンの技を見ると痛感するのですが、エリアスは胸が大きい!
ウルトラマンのような猫背ファイティングスタイルだと若干改善されそうですよね。

余談:
ウルトラマンとセブンの戦闘スタイルの違いは、
主な相手が怪獣か星人か……そういった面もあるそうですね。
直立に近い姿勢のセブンにとっては、アイスラッガーやエメリウム光線といった技の方が映えるのかもしれません。

No title

モーフを使って胸を寄せればいいじゃないでしょうか?

No title

CANDYさんのおっしゃるとおり、モーフを使って乳房の位置をずらしたり形を変えるのも手だし、モーフパテを使って乳房を凹ます事もできます。
とても硬いモノ同士なら重なり合うのはおかしいけれど、乳房と腕なら、少々重なっても違和感は無いと思いますよ^^
うちのキャラみたいに「巨乳」にしちゃうと、その限度も超えちゃいますが・・・(汗
「腕で押されてひしゃげた乳房」をどう表現するかは、これはこれで深~いテーマですが・・・^^;

エリアスっ、ガンバっ!!

コメント有難うございます

>M78様

ご感想ありがとうございます。

ピーンチ!→反撃→光線! という展開はやはり鉄板の展開ですね。マンネリズムというよりも、これは様式美というべきでしょう。ウルトラマンが首切断を好む(?)のも、ええと、まぁ、そんなものなのでしょう。ひょっとすると、ウルトラマンの世界(「光の国」)では敵の首を刈り取るという文化が存在しているのかも。首狩り族とか戦国時代の日本みたいに……(・_・;)

光線技は考えてみると結構ヴァリエーションがありますね。ポーズを変更するのも良いのですが、やはりスペシウム光線に拘りたいところです。

>高虎様

コメント有難うございます。

肉弾戦を静止画で表現するのが、なかなか難しく困っています。これはもう技術的な問題ではなく、純粋にセンスの問題なので当分どうにもなりそうにありません……(;´д`)トホホ…

エリアスはたしかにちょっと胸が大きいかもしれません。しかし、実際にフィギュアをレンダリングしてみると意外に胸のあたりがですね、なんというかですね、はっきりしない……ので、画像認識問題に関する純粋に技術的な観点から問題を科学的に考慮しつつ設定を繰り返したら、あら不思議、こうなってしまいました。シカタナイヨネー

あと八つ裂き光輪はPoser用のオブジェクトを持っていないので、今のところ表現できずにおります。自作しろって? ハハハ、ゴヂャウダンヲ。

>CANDY様

情報ありがとうございます!
実はモーフに胸を左右に動かす設定があることを知りませんでした! コメントを拝見してからPoserを起動してみてびっくりしました。こんなことができたんですね (*´Д`)

しかしながら腕が引っかかっているのは、肩から乳房に続く曲線のあたりで、どうもこのへんはモーフでいじるのは簡単ではないようです。しかし乳房を体の内側に寄せることでめり込み度合い(?)を減らすことができそうです。モーフは種類がたくさんあって、覚えるのが難しいですね。大変勉強になりました。

>にゃん様

ご助言ありがとうございます。

「腕で押されてひしゃげた乳房」ですか……それは3DCGの究極の課題ですキリッ。

どうも、この胸のあたりの問題は、なんというか、難しいですね。重要だからこそ、難易度も高いということなのでしょうか……。

気分爽快

 スペシウム光線で敵を爆殺!
これってウルトラ番組じゃ当たり前のシーンなのにウルトラヒロピンやってると、
敵を倒しちゃ終わっちゃうので中々お目にかかれないんですよね。
 でもこのラストは抜けるような青空と相まって、最高に気持ちいい終わり方です!
戦闘機を見上げるエリアス、まじカッコイイです。
VSネロンガ編おつかれさまでした。

>ケロ彦様

ご感想ありがとうございます。

むむっ! なんだか普通に終わらせてしまいましたが、考えてみればヒロインが勝ってしまうとは、ヒロピンサイトにあるまじき展開 Σ(゚д゚lll)

……いや、待てよ。考えてみればヒロインがピンチに陥るのが重要なのであって、必ずしも敗北する必要はないわけですよね。

もっともピンチシーンを力を入れまくって作った上で、勝利の展開まで考えるのはあまりにも難しいです。ヒロピンと勝利を両立するのはやはり難しいですね。連作を作っておられる方は凄いと思います。
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