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超巨大バルタン



 街中に突如として巨大なバルタン星人が姿を現した。まるでウルトラレディを挑発するかのような悠然とした態度に不審を覚えながらも、変身したウルトラレディ・ユリアはバルタン星人の前に立ちはだかった。
『また現れたのね、バルタン星人! 無駄なことはやめて、早く地球外に退去しなさい!』
『フォッフォッフォッ。無駄? 無駄かはどうかはすぐに分かるぞ、ウルトラレディ』

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 悠然とした態度を崩さないバルタン星人に身構えるウルトラレディ。彼女の前に立つバルタン星人の両眼が怪しく輝いた。その瞬間、バルタン星人の身長がすっと音もなく伸びた。

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『え? えええっ!?』
 ユリアの目の前でバルタン星人の体は大きくなり続けている。既に周囲のビルよりも遙かに身長は高くなり、今やバルタン星人の頭部を見上げる為には、巨人のウルトラレディでさえ首が折れるほど見上げねばならないほどだった。

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 僅か数秒でバルタン星人の体は、さっきまでの数倍の大きさになっていた。ユリアの身長では今のバルタン星人の膝までしかないほどだ。愕然とするユリアに、百メートルを超える高みから勝ち誇ったバルタン星人の声が降ってきた。
『フォッフォッフォッ。どうだ、ウルトラレディ。これでも無駄かな?』

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 超巨大化したバルタン星人は、数十メートルもある腕を振り下ろした。ビルをあっさりとなぎ倒しながら、巨大なハサミでユリアの体を掴む。バルタン星人はまるで人形のようにユリアの巨体を宙に持ち上げた。
『フォッフォッフォッ! さっきまでの大口はどうしたウルトラレディ? このまま体を真っ二つにしてやろうか?』
『く、苦し……あああっ!』
 ぎりぎりと閉じてゆくハサミに締め付けられ、ユリアは苦悶に体をよじった。彼女の体を挟んだハサミだけで、ユリアと同じほどの大きさがあるのだ。今のバルタン星人にとっては、ウルトラレディはまさに人形のようにもてあそべる存在に過ぎなかった。

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 バルタン星人は空中で腕を振ってユリアを苦しめると、地上にユリアを振り落とした。地響きを立てて地面に叩き付けられたユリアに向かい、今度は脚を振り下ろす。とっさに両腕を持ち上げて、頭の上でバルタン星人の脚を受け止めるユリア。だが、その胸のカラータイマーは既に赤く点滅を始めていた。

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 頭上からのし掛かるバルタン星人の体重は、今では百万トンを超えていた。その超重量をユリアは全身の力を振り絞って押し返していた。だが、その重圧にウルトラレディの巨体が軋みをあげ、力が込められた両腕が激しく震えていた。
『フォッフォッ! 相変わらず大した力だな、ウルトラレディ。だが、バルタン科学によって強化されたこの力に、どれくらい耐えられるかな?』
『くうう……っ!』
 ウルトラレディを踏みつぶそうと、バルタン星人の脚に更に力が込められた。ユリアの口から苦痛の呻きが漏れる。彼女の巨体は押し潰されるように、ゆっくりと地面に屈してゆく……

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『 (>◇< ) うわーやられたー』
『v(・∀・)v やったー、ウルトラレディはぺちゃんこだぞー 』

「……いや、そうはならないと思うわよ (゜-゜)」
「え v(゚Д゚)v?」
「体が押し潰されたら全身の骨が折れて、折れた骨が筋肉や皮膚を切り裂いて飛び出してくるんじゃないかしら。それに手脚は関節からちぎれちゃうでしょうね。そして圧迫によって断裂した筋肉の間から内臓が飛び出して……」
「v(゚д゚;)v やだ、怖い! そんなグロいこと言わないでよ!」
 体は大きくなっても肝は小さいままのバルタン星人でした(←オチ)
毎回恒例、作品Q&Aのコーナーです (・∀・)。どんな質問にも誠実にお答えしちゃいますよ!

Q:これってさぁ、前にやった超重量怪獣と同じシチュじゃない? ポーズとかカメラアングルもおんなじ様に見えるんだけど?

A:弁護士を呼んでください。弁護士が来るまでは何も話しません。

というわけで、前々回の記事に頂いたコメントに触発され、二段階変身(巨大化)をしたヒロインや怪獣が出現したら、どうなるかを試してみました。

結果はご覧の有様です (;´д`)トホホ…

サイズを大きくし過ぎると、画面の中にうまく収まりきらず、かえって巨大感を表現しにくいようなのです。これはカメラの設定の問題かもしれませんが、このくらいのサイズになると周囲にビルなどを配置しても、何か不自然で逆に巨大感を損ねているような感じも致します。

ビルを使わなきゃ良いんじゃない (゚Д゚)? とも思うのですが、周囲に比較対象物がないと、こんどはどの位巨大化したのかが分かり難くなってしまうのです。

むう? 巨大な物体が巨大に見えないとはこれ如何に (゚Д゚)? 何かを根本的に間違えているような気がするのですが、何を間違えているのかが分かりません。

ああ、やはり私にはCGを作る能力も素質も無いようです。というわけで今日もゲームやりまーす (・∀・)
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No title

どでかい敵との作品、難しそうですねぇ。
2~4枚目の作品は、カメラの被写界深度(焦点距離)をいじって、ウルトラレディかバルタンのどっちかをわざとピンボケさせるのもいいかもしれません。

No title

レギオンに引き続きドデカシチュですね!
確かに比較対象を用意しても、比較対象を小さく感じてしまったら意味ないですしね。
うーん。。難しい。。。
もはや、比較対象含めて巨大だと思い込む暗示を閲覧者にかけるしかあしませんね( `.∀´)イヒッ

ところで話は変わりますが、NANASI様はキャラクターの表情を編集されていますか?
poserを使ってウルトラヒロインっぽいフィギュアを作るところまではなんとかたどり着いたのですが、ヒロピンに必須なピンチな表情を作れず途方に暮れております。
表情のパラメータを変えてみたりモーフパテで顔をいじってみたりしていますが、なかなかうまくいきません。
何かお知恵をいただければ幸いです^ ^

ご感想を頂き、ありがとうございます

> あ~さ~ 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

ううむ、やはりサイズの大きさを強調する際は、どこに焦点を当てるかが重要になりそうです。2~4枚目はカメラアングルを変えることで巨大感を表現できないか調べていたのですが……アングルだけではどうにもなりそうにありません (;´Д`)

>こるちょ 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

仰るとおりで、怪獣やらヒロインやらを大きくし過ぎるとビルが偽物っぽく見えて、「小さく」感じられるようなのです。考えてみれば、そう見えるのも当然という気もするのですが……ううーん。どうすれば良いのか、見当も付かない状態です (´⌒`。)

キャラクターの表情については、「Aiko4XprssnMagic」(http://www.daz3d.com/aiko4xprssnmagic)という有料ソフトを使用しています。プリセットされた目と口の設定をPoserのフィギュアにペーストできるという優れものです。もちろん、このプリセットから更に設定を加えて表情を作るわけですが、相当に作業が楽になると思います。

No title

Poserを使った事のない素人の単純な考えですと、比較対象であるビルをより背の低いモノにしたら、巨大感はでませんでしょうか。
もしくは、より小さな存在である人間などをどうにかして画面に映り込ませる、とか。どれも既に試みられているかもしれませんが。
とにかくまず最初に一枚目の画で、ウルトラレディ達をガッツリ巨大だと思い込む暗示を閲覧者にかけてしまう、というわけです。
でも現状でも、怪獣さん達の巨大感は、十分あるんじゃないかなあ、という気もいたします。巨大ヒロインという根本のテーマに合致しているのかどうかは、わかりませんが。
それにしても3枚目の画の、下から見上げたお尻がステキ。どこまで行ってもエロ目線でしかありませんが。
それと、最後はヒロインが勝利している方がやはり格好いいんじゃないかなあ、という気もいたします。たとえどんな手段を使っていても、街を破壊していても。
あと、バルタン科学がステキです。8枚目の画のような単純な想像力でどのような理論を打ち立てられたのかがナゾですが。単純さの勝利なのかな?
そして本当に今更ですが、あけましておめでとうございます。

逆に小さくなってレディの身体中を這い回ったりアソコから侵入するみたいなことはできるんでしょうか

あらぁ、やだぁーwバルタン星人キャッ,(つ∀`o)゚

巨大艦は4枚目と7枚目で感じましたが、空に問題があるんじゃないでしょうか?
雲とかグラデゥレーションがあると遠近感が誤魔化せそうな気がします。
あとぉ〜、ルベルの後だとユリアのおっぱいにダイナマイトな巨大感がほすぃですw。(*'-'*)

No title

おぉ!「Aiko4XprssnMagic」すごくいいですね^^
使い方も簡単で、さくさく表情が作れます。

危うくポリゴンをチマチマいじるという途方もない作業をするところでした(゜゜;)
ご教授いただきありがとうございます!

ご感想を頂き、ありがとうございます

>素人 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。
あけましておめでとうございます <(_ _)>

比較対象を使ってフィギュアの巨大感を表現するというのは確かに基本的な手段だと思うのですが、ビルが小さくなりすぎるとビルが偽物っぽく見えてしまい、逆に不自然になるという気が致します……4枚目や7枚目にそんな傾向があるような気がするのですが (´⌒`。)

あとバルタン科学はアレですよ、もう物理法則を超越しちゃっているので、物事の見え方が地球人のレベルとはズレてしまっているのでしょう、きっと v(・∀・)vバルルンッ

>匿名 様

コメントを頂き、ありがとうございます。

うーん、小さくなってしまうとレディにあっさり捕まって、焼いたお餅に挟まれて食べられてしまうんじゃないでしょうか? 「三枚のお札」風に。 

>suha 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

空ですか ( ゚д゚)ハッ! それは考えておりませんでした。ただ、今までの経験だと、雲があると逆に、なんとなくですが、巨大感がそがれるような印象を受けていたのですが……はて、どうだったでしょうか? 遠近感はともかく、雲はレンダリングに凄い時間がかかるので、実は余り使いたくなかったり致します (つД`)

胸は、ほら、今回はウルトラダイナマイトを使っておりませんので (*゚ー゚*)

>こるちょ 様

コメントを頂き、ありがとうございます。

あのソフトは本当に便利ですね。お役に立てて何よりでした (・∀・)ノシ

No title

正直、今回はユリアのCGが豊作だったなあ、という感想に尽きます。
どの画にも魅力を感じますが、中でも傑作だと思うのは8枚目。
普通、こんな画を作ったらゴム皮のように見えてしまって、うまくいってもお笑い、通常は白けるのがオチじゃないですか!
それが彼女はつぶされてもなお美しい輪郭を保っていて、ちゃんとヒロピンの画として鑑賞することができる。
これはすごいことだと思います。

強いて難を言えば、股間の街灯がつぶされた彼女よりも高く立っていることでしょうか?
しかしそこは想像図ですから、バルタン星人が間違えたということなのでしょう。
(それにしても相変わらずの街灯ですね、というか、こんなものを想像してしまう侵略宇宙人って一体どういうマニアなんだよ、って感じですが)

ところで、最近カラータイマの色の設定を変更されたのでしょうか?
ピンチの時は真っ赤な赤に限ると思います。ピンクは残念です。
(「鐘」の時は全然気づきませんでした。
エリアスの発情色と考えるならばあれはあれでアリだとは思いますが。)

No title

う〜ん…何かユリアの筋肉質の美しい体に【切れ】が無くなっているような…薄皮1枚の脂肪が付いてしまっている感じ…残念!

ご感想を頂き、ありがとうございます

>aosa 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

8枚目はあくまでもバルタン星人の想像図ですので、現実と一致しているわけではないのですね。バルタン星人の頭の頭の中は、常にあんな感じなのでしょう (*゚ー゚*)

タイマーは……ハテ (゚Д゚)? 私としてはだいぶ赤くしたつもりだったのですが、改めてみると確かにピンクっぽいですね。もうちょっと改良してみようと思います。

>e 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

フィギュアの外見の見え方はライティングの影響が非常に大きいような気がします。ので、その影響かと思うのですが……具体的にライティングをどうすれば私が望む結果がえられるのか、未だにさっぱりの状態が続いております (つД`)

本家ではこのあとエネルギー切れになっちゃうんでしたっけ。

大きい敵に追い詰められる姿、そそられます(゜▽゜*)

>れおぽん 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

超巨大化するバルタン星人はウルトラマンマックスに登場していた「ダークバルタン」を参考にしているのですが……アレって、続きはどうなるんでしたっけ(゚Д゚;)? 超巨大バルタンの姿は凄く印象に残っているのですが、エピソードそのものの記憶があやふやだったり致します……

両者のサイズが違いすぎると、戦闘をしていると感じがやや希薄になってしまう気がします。サイズが違う敵に圧倒されるというシチュはアリだと思うのですが……むむ、その辺のサイズの適切な比の問題とかは難しいですね(´⌒`。)

あれ、見えてら☆

ユリちゃんの乳首♫ ちょっと元気ないけど、踏み潰されそうなんてピンチの時は種族保存の本能でピンコ勃ちしてるはず…あれぇ、全部ぺたんこになっちゃった! ブツブツ…

>kuro 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

ううーん、以前から思っておりましたが、この肌のテクスチャにてぃくびに付いているのは、むしろ違和感の元のような気がしてきました。テクスチャを弄って書き換えた方が良いかもしれませんね (゜-゜) 

……でもてぃくびを描きたいとはあった方が良いような気もしますし ( ̄。 ̄;)ブツブツ
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