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変身(4)



 エネルギーを奪われ毒ガスに苦しめられて消耗したウルトラレディを、怪獣は弄ぶようにいたぶっていた。興奮したように彼女の銀色の肌をなめ回す。ソフィアの胸ではカラータイマーが激しく点滅していた。徐々に生命力を奪われているのだ……
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 ウルトラレディの身体から手を放し立ち上がった怪獣は、背後からウルトラレディにのし掛かると、その両腕をねじり上げて動きを封じた。その怪獣の両脚の間から肉質の管のような触手が伸び出してくる。触手はウルトラレディの体内に入り込もうとするかのように、銀色の肌の上を這い回った。
『うう……こ、こいつ、まさか……』
 肌の上をぬるぬるした肉の塊が動き回る不快な感触、そして怪獣の恐るべき意図に気づき、ソフィアは不快感と戦慄に表情を歪めた。怪獣から逃れようと身体を左右に揺らしてもがくが、怪獣は彼女の両腕を放そうとはしない。

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 触手をウルトラレディの体内に挿入しようとする怪獣は、ソフィアの激しい抵抗に不満そうに唸り声を上げた。密着したまま腰を動かし、ウルトラレディの体内に侵入しようと必死になっている。その瞬間、ソフィアは渾身の力を両腕に込めて怪獣の手から逃れた。触手に集中しすぎたせいで、怪獣の両手から力が抜けたのだ。次の瞬間、ウルトラレディの右脚が跳ね上がり、怪獣の股間を下から強烈に蹴り上げた。

VsHuman(21).jpg

 股間を一撃された怪獣は巨体を仰け反らせて吠えると、そのまま倒れ込んで動かなくなった。ウルトラレディの攻撃が弱点を突いたのだ。ソフィアは死んだ蛇の様に地面に横たわっていた怪獣の触手をわしづかみにすると、最後の力を振り絞り、怪獣の巨体を持ち上げてハンマー投げのように空中を振り回した。

VsHuman(22).jpg

『そんなに異星人の女が欲しいなら……!』
 ソフィアは全身を回転させて怪獣を振り回しながら、地上に素早く視線を走らせた。目標はすぐ近くで見つかった。自分の勝利を確信し、ウルトラレディの敗北を至近距離で鑑賞しようとしていたのだ。
『……そっちに相手をしてもらえ!!』
 ウルトラレディが手を放すと、怪獣の巨体は勢いよく空中に飛び出していった。マグマ星人の頭上から巨大怪獣の身体が降ってくる。
「ちょ、ちょっと、ナニ!? ひぇぇぇ~!!」

VsHuman(23).jpg

「むぎゅっ」
 轟音と共に怪獣の巨体は隕石のように地面に激突した。土煙が噴き上がり、地震のように地面が揺れる。怪獣は仰向けのままぴくりとも動かなかった。巨体が仇となり、自らの体重に潰されてしまった格好だ。下敷きになったマグマ星人は辛うじて圧死を免れたが、むろん怪獣の超重量の下から逃れる術は無い。
「う、動けない! ……ソ、ソフィアさん、助けて( ´∀`;)」
『知るか』
 戦いを終えて戦場を飛び去ってゆくソフィアの背後で、マグマ星人はいつまでもじたばたともがいていた……
うーむ。記事4個分、画の枚数にして20枚を超えているのに、なんだか中途半端な感じになってしまいました。「えっちとぴんちのバランスの良い配合」が当ブログの目標(という事に今決めました)ではあるのですが、それにしても中途半端という印象がぬぐえません。

思いますに、変にストーリー性を与えようとしたのがそもそも失敗だったようです (´⌒`。) ストーリー性を与えるとシーンに奥行きが生まれるという利点は有ると思うのですが……

……(゚Д゚)ハテ? なんだか、この文章は前にも書いた事が有るような気がします。前にもストーリーの有る画を作成しようとして記事が長々しくなるという結果に終わり、その際におんなじことを言っていたような……

いやまさか。それでは私は何年もの間、全く成長が無かったという事になってしまうではないですか。まさかまさか、さすがにそんな事は……( ´∀`;)ハッハッ
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No title

おぉ、やはりピンチから逆転シチュは
一段と盛り上がりますね!

特に股間蹴りは自分を犯そうした敵に対して
”女の怒りが炸裂!!”してて最高です!

ご感想を頂き、ありがとうございます

>管理人のみ閲覧可能コメント 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

マグマ星人と怪獣は……この後、どうなっちゃったんでしょうね (゚Д゚;)?

二人(?)とも動けなくなっているので、この後、地球人の防衛隊とかがやって来て……アレされたりするのではないでしょうか? 色々考えると、捲土重来を期す事は出来ないかもしれません (-人-)ナム

>kenji 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

仰るとおり、ピンチからの逆転シチュは特撮の王道という感じで、私も大好きです ( ´∀`)。ただ、ヒロピン的に見ると、寸止めというか、少々物足りない感じがする場合も有る気がいたします (^_^;A)。

股間蹴りは……女性のみに可能な技と言えましょう。男には、同じ男性に対して到底繰り出せぬ技であります (||゚Д゚)ヒィィ

おもしろい展開

ウルトラレディが地球人に手を出せないジレンマ。
最高でした。
ウルトラレディ完全敗北で果ててしまうとかも妄想してました。
あの裏切り方は、正解だと思います。

>星野ひかる 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

ウルトラレディが敵に手を出せない、と言うシチュはもうちょっとうまく表現したかった、と反省しております。ただ、それを限られた枚数でどう表現すれば良いのかが思いつかないのです (´⌒`。)

完全敗北というシチュも大好きなのですが (・∀・)、せっかくストーリーっぽくしたので今回は逆転勝利シチュにいたしました。上記のシチュの不足分や完全敗北バージョンにつきましては、ご覧になった皆様の脳内補完でお願いしたいと思います (^_^;A)

良いオチが付いたようでw

ラストページ、怪獣の下にマグマウーマンの下半身とかちょろりと覗いてじたばたしたりしてたら…萌える♫

No title

股間を蹴り上げられるシーンには男として「ヒィィッッ!!」と悲鳴をあげそうでした
しかし隊長がナニを鷲掴みになったときは男前だなぁと
怪獣になったあの人も目的の一部は達成できたのではと
ナニがとはもうしませんがぁ

No title

ウルトラレディ初の産卵ならぬ生殖は阻止されましたかww
股間蹴りは踏み込んだ類の男たちにとっては当たり前の技だそうです。効果的だしw よって股間蹴りに対する防御もきちんと習うんだとか。

ご感想を頂き、ありがとうございます

>kuro 様

コメントを頂き、ありがとうございます。

この距離だと人間体は小さすぎて見えないかもしれません。実は最後は巨大化したマグマ星人が怪獣に押し倒されちゃう (・∀・)ムヒィ、というオチにしようと思ったのですが、以前作成したマグマ星人フィギュアがうまく読み込めず、断念いたしました。

人間体でも本来の姿でも全く使えん奴です、マグマ星人という奴は ( ゚д゚)、ペッ 別に私が作業を面倒くさがったせいではありませんよ、マグマ星人が悪いんです。みんなこいつが悪いんですホントナンデス

>ヒンデンブルグ三世号

ご感想を頂き、ありがとうございます。

手で掴んでいるわけですから、本番は失敗しても手でしてもらえたという事でしょうか(・∀・)ヒッヒッ

……ナニをしてもらったか、ですと (゚Д゚)? それはお母さんに聞いてみてください。

>ぼるてっかー 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

踏み込んだ類の男たち……というのはどんな紳士達方か私は存じ上げないのですが、どんな方なのかしら……いや、やっぱり考えるは止めておきます。同じ男にそんな事が出来る紳士がいるとは信じたくないのでス (||゚Д゚)

おお

最後の姐さんの表情がまた…可愛いですね( ^ω^)
また姐さんの犯される様をゲフンゲフン活躍するところを期待しております^言^

>ソフィ姐さん親衛隊 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

毎回同じ事で悩むのではありますが、表情をうまく表現する方法が分からず苦労いたします。今回はうまくいったようで嬉しいです ( ´∀`)。毎回これが出来れば良いのですが……
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