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変身(2)



 数日後、再び巨大な怪獣が姿を現した。暴れ回る怪獣を止めるべく変身するウルトラレディ。人間に似た胴体と巨大な頭部を持った怪獣は彼女に向き直ると、巨体を揺らしながら殺到してきた。
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『はっ!』
 ウルトラレディは地響きを立てて殺到する怪獣の攻撃をかわすと、肘打ちを繰り出した。怪獣のたるんだ肉で覆われた胸に肘が鋭く食い込み、怪獣は巨大な口から悲鳴を上げる。

VsHuman(8).jpg

『ふんっ!』
 Giyaaaaa!
 のけぞった怪獣の身体の下に入り込むと、ソフィアは巨体をかがめて怪獣の鳩尾に強烈なパンチを放った。アッパーカットの要領で突き上げられた腕が、拳が埋まるほどの勢いで怪獣の身体に食い込む。

VsHuman(9).jpg

 連続でウルトラレディの打撃を浴びた怪獣は、棒のように背後に倒れ込んだ。轟音と共に地震のように地面を揺らしながら怪獣が崩れ落ちる。その瞬間、ソフィアの脳裏に「声」が響いた。誰かがテレパシーを送り込んできたのだ。
(ふふふ、相変わらず馬鹿力ね、ウルトラレディ・ソフィア)
(その「声」は……マグマ星人か!?)
 振り返ったソフィアの視線の先、地上に地球人の女性の姿があった。だが、それは「地球人」ではなかった。マグマ星人が変身しているのだ。

VsHuman(10).jpg

 巨大なウルトラレディを見上げるマグマ星人は、顔に薄笑いを浮かべてソフィアに思念を送った。
(腕力だけじゃなくて、頭も使ったらどうかしら? そんなに殴ると、そいつは死んじゃうわよ……地球人って脆いから)
(な、なに!?)
 地面に仰向けに倒れたままの怪獣に視線を戻したソフィアの視野に、怪獣から読み取った情報が展開する。その結果に彼女は愕然となった。
(こ、この怪獣は地球人だというのか!)

VsHuman(11).jpg

 ダメージを受けた怪獣が、よろよろと立ち上がった。おぼつかない足取りで、なおもウルトラレディの方へよろよろと近づいてゆく。だがソフィアはファイティングポーズを取ったまま後ずさる。怪獣に向けたその顔には、苦渋の表情が浮かんでいる。
「ふふふ。貴女に倒せない怪獣なんてほとんどいないでしょうけど、でも地球人ならどうかしら?」
 マグマ星人は邪悪な笑みを浮かべながら、眼前の戦闘を見上げていた……
と言う次第で人間体ドラマパートが終わって怪獣出現パートに入ったのですが……

……考えてみると、前回の記事の2枚目の画の次に、今回の記事が入れば良かったような気がしてきました。その方が流れとしても自然だったような (゚Д゚)?。怪獣の正体については今回の記事で説明しているのだから、前回のドラマパートには一体何の意味があったのか……

……
………
えーと、今回の記事は2枚目だけ、他の画と少し感じが違うのがお分かり頂けるかと思います ( ´∀`;) 実は今回、2枚目を除きVueのレンダリング時の設定(大気表現)を変更してみたのです \(≧∇≦;)/

細かい説明は省きますが、これまでの設定よりも陰影がはっきりする事で、怪獣やウルトラレディの皮膚の質感が明瞭になり、怪獣感やウルトラレディ感の表現力が上がったのではないかと思います。怪獣感とウルトラレディ感ってなんだか分かりませんけど。

ただ、この設定はちょっと癖があるようで、まだ調整が必要なようではあります。うまく調整が出来れば、これまでよりも良い画が出来るのでは? と思うのですが……

え (゚Д゚)? 2枚目だけ大気表現が他と違うのは何故か、ですと? そ、それはですね、高度に政治的な問題が背後に存在するのです。別に作業用のファイルを削除してしまったので、シーンを再現できなくなったとか、そんな単純な理由ではないのです、ハイ (; ゚皿゚)
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隊長の肘鉄=ご褒美じゃないか(・ω・)

もっとこう隊長を困らせるようなアイテムを出すのかと思ったら怪獣化という一番困る状況になりましたね。残念ながら最初の怪獣2匹は蹴散らした後っぽいのでタイマン勝負なのかもしれませんが、ある意味人質シチュとして萌える展開が期待できそうです。

問題はオッサンの望みが「ウルトラレディを○○する」の○○が何なんなのかということですね。どうか性根がゲスいオッサンでありますように…(ー人ー)

取りあえず隊長の逞しい背中と固そうなお尻が拝める良回で幸せです。(*゚ー゚*)

ご感想を頂き、ありがとうございます

>管理のみ閲覧可能コメント 様

コメントを頂き、ありがとうございます。

再編集……( ゚д゚)ハッ! その手がありましたね。既にあるシーンの前後にドラマパートを追加すれば、画にストーリー性を与える事も能率を上げる事も出来そうです!

……ただ、出来の悪い過去作に改めて直面して、作業を加えるだけの精神的なタフさが私にあるのかどうか、と言う点がちょっと難しい所です (・_・;)。

PS.以前頂いたご連絡は拝受いたしました。問題ございません。


>マキシモ 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

困らせアイテム攻撃、と言うのも面白いですね! ただ、今回は単純な変身薬というシンプルな展開となっております (・ω・)。特撮の変身ヒーローというのは男の子の変身願望を反映したジャンルですので、おっさんが変身するのはいわば原点回帰的な正当派的展開と言えましょう (; ゚皿゚)タブン

もちろん、変身した男の子があんなことやこんなことを考えちゃうのも、原点回帰的かつ正当派的展開といましょう。ハイ。

新しい設定ですと、ウルトラレディの皮膚の質感がより銀色っぽくなるようで、その辺が私のお気に入りだったりいたします (*゚ー゚*)。……ただ反面として、陰影がはっきりしすぎて、おしりが硬すぎるように見えるかもしれません。人によって、好みが分かれそうな気がいたします。私は好きなのですが (・∀・)。

なるほど☆

カッコ悪い怪獣だなあと思ったら人間でしたか。良い展開ですな~

>kuro 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

かっこわるい怪獣やグロテスクな怪獣にヒロインがぼこぼこにされちゃう、というのがヒロピンの一つの萌えポイントだと(勝手に)思っております (*´﹃`*) 

今回の怪獣は割とグロテスク系なのに加えて、体型をメタボにする事でかっこわるい属性も追加された、なかなかのヒロピン向け怪獣だと思います (・∀・)ジガジサン

No title

「これを使えばあんたも怪獣に変身できてウルトラレディとあんなことやこんなことできちゃうかもよ(^_-)-☆」なんて言われたらきっと私も…

いえいえ私は防衛隊戦車兵か何かになってウルトラレディの雄姿(雄じゃないけど)を間近で拝ませていただければ十分なんですけど(^_^;


2枚目の画ですと、まず怪獣のリアリティがアップしてるように思いました。
ソフィア隊長も立体感の質が向上してるように感じますね(^_^)

マグマ星人的には、(場合によっては怪獣に何か新たなアイテム与えるとかして)相手を更なるピンチに追い込んでからご本人様巨大化参戦みたいな戦略なのかな( ^)o(^ )

>kjr 様

ご感想を頂き、ありがとうございます。

実際の所、もし目の前に身長が40メートル近い巨人(女性)が現れたら、どんな感じに見えるものなんでしょうね (゚Д゚)? あんな所やこんな所がどんな風に見えるのか……わくわくが止まりません (*´﹃`*)

新しい大気表現の影響は、もう少し研究が必要になりそうです。所々、変な影響が出たりするので……(・_・;)

本人が参戦して二人(?)がかりで……(・∀・)ウヒヒ というのはステキですね。実はそうしようかと思ったのですが、画の枚数がやたらに増えそうで二の足を踏んでおります。毎回場当たり的にシーンを作っているだけで、全体像みたいな物を考えていないので、シーンが増えてくると自分の中で収拾が付かなくなってしまうのです (@◇@;)。
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