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重い音を立ててソフィアの両膝が地面に落ちた。強烈に締め上げられたダメージで意識が朦朧となった巨体が、ずるずると崩れ落ちてゆく。怪獣は3つの頭で傷だらけの身体をくわえると、ゴミのように地面に投げ捨てた。
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仰向けに倒れこみ荒い呼吸を繰り返すウルトラレディの巨体を、怪獣の6つの目がじっと凝視していた。不意に怪獣の二本の首がソフィアの両脚をくわえると、その銀色の身体を引きずり寄せ始めた。
「くっ! な、なにをするっ……」
抵抗も虚しく、アスファルトや街頭を破壊しながら、ソフィアは怪獣に引き寄せられていった。
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ソフィアの両脚が怪獣の二本の首に引きずり上げられる。ウルトラレディの身体は、半ば逆立ちしたような形で吊り上げられていた。宙に浮いた両脚を、怪獣の首が左右に無理やり広げてゆく。空中に晒されたソフィアの両脚の間に、怪獣の3つ目の頭部が荒い呼吸を吐きながら首を伸ばしてゆく。
「な、ま、まさか……」
体の中心に怪獣の湿った呼吸を感じた瞬間、ソフィアは全身に恐怖が走り抜けた。怪獣の開いた口の奥から、筒状の長い”舌”が伸び出し、ソフィアの両脚の間、無理やり開かれてぴんと張り詰めた銀色の皮膚を突き破った。
「はあぁぁ~~~~~!」
次の瞬間、筒状の舌の中から、何かの液体が大量にソフィアの体内に流れ込んでいった……。

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